何を伝えればいいだろう
こんな歌ひとつで
二人浮かべた景色は
言葉を邪魔にする
知らない間にもう過ぎてた月日
でもまだ見ぬ世界は
大きくて頼り無いこと
打ち明けて行こう行こう
想うよ幼かった僕らを
眠れないで泣いてた日を
いつから二人は手をつないだろう
話をしたいんだ飽きるまでずっと
置き去りの未来を取り戻して
積み上げては崩すこと
雨が流してくこと
太陽がまた照らすこと
笑う僕らのこと
見つかるものがもしあるのなら
僕ら立つこの場所が
少しだけ揺れてもいい目を閉じて今
願うよ変わらない僕らを
色とりどりの未来を
この先幾つの花が咲くだろう
眺めていたいんだ
立ち止まってそっと
僕ら歩いてきた遠い景色を
広い宇宙のような母の胸のような
いつか少年のような時へ
もう二度と戻れないなら
せめて連れて行こう
想うよ赤く青い空を
凍えそうで震えた日を
いつから二人は
暖めあってたんだろう
話をしよう飽きるまで
覚えていたいんだありふれた言葉と
今日の日をどうか胸に刻み付けて