目覚めたら一面の白い世界
映画のようなその景色
眩しくて目が眩む異次元だね
あと数時間で人の足に乱され
その美しい姿が変わる
繰り返しほらまた汚されてく
ねぇどうして幸福に
いつの間に悲しみが混ざるの
嘘や欲望は何処で真実と繋がる
自分の中他人が映る
他人の中自分が映る
生きてる気がしたよ
変わる筈ない存在
始められる気がして
白い世界へ再び歩き出す
輝きに目が眩む whiteout
今此処に在る大地さえも揺らいで
閉ざした心弾かれて
何をさがして不覚彷徨うの
ねぇ耐えがたき痛みの
途中でなんで夢を見られる
求めゆくことそれ自体が色褪せる
自分の中他人が映る
他人の中自分が映る
息を吹き返すように回りだすのは
スライムみたいな他人の中
あきらめと希望の交差映し出される
輝きに目が眩む white out
自分の中他人が映る
他人の中自分が映る
生きてる気がしたよ
変わる筈ない存在
始められる気がして
白い世界へ再び歩き出す
輝きに目が眩んで見えないけれど
そこには凡てがあって何もないから
永遠が通り過ぎる white out