今何かが窓をたたく音でこんな
夜更けに起きる
カーテンの隙間から
こぼれた空模様は
まるで僕等の結末みたい
何が悪いんでもなく
何も間違ってもなく
ただすれ違いが多くて
どうしようもないような
苛立ちだけ胸に降り注ぐ
一人じゃ味わう事さえ出来ない
痛み抱えて
それでも愛する事しか出来ずに
この手を伸ばした
濡れた窓に映る君の心に
今 rain or shine
荒波たてるのが
苦手な僕等は言葉を探す
静寂なこの部屋に聞こえてくるのは
強さを増した雨音だけ
何をするんでもなく
何も望んでもなく
ただ側にいれたとしたら
余計な不安も疑心も全部
雨に流れたろう
傷つけあわなきゃ
側にいれないのに離れない
愛すれば愛する程大事なモノ
見失うなら
ほんの一瞬の隙も見せないように
今 rain or shine
一人じゃ味わう事さえ出来ない
痛み抱えて
それでも愛する
事しか出来ずに
この手を伸ばした
濡れた窓に映る君の心に
今 rain or shine
降り続く雨は逃げるようにやんで
夜明けがくる
これから雨雲はどこへ向かうだろう
