朝 目が覚めると 左腕から
きみの寝息が 聞こえるんだ
窓から覗く 白い世界は
ぼくら以外を
消し去った跡みたい
確かなものなんて
信じられなかった
｢愛してる｣ そんな言葉
分け合うまでは
きみだけが
ぼくの全てだって言えるよ
きみだけが
ぼくの生きる意味だって言える
もう 間違いじゃない
きみだけを ずっと探し続けた
ひとりきりの
静かな旅はもう終わる
離したりしない
広い世界の 名も無き街で
どんな運命が
ぼくらを繋げたんだろう
きみだけが
ぼくの奇跡だって言えるよ
きみだけが
こんなぼくを愛してくれる
ただ それだけで
ぼくはまた 強さを手に入れる
この未来に きみを待つ不安から
守ってみせる
愛の言葉 集めて描くよ
ふたりだけの
ずっと続く果てないページ
きみだけが
ぼくの全てだって言えるよ
きみだけが
ぼくの生きる意味だって言える
もう 間違いじゃない
死が二人を永遠に別つとしても
その先もきみを独りにしない
ぼくはきみを 愛してる
