こぼれる吐息の隙間から
散らばる悲鳴を集め
焼けつくこの空にはまだ無数の
哀しみがあふれてる
貴方の肩に今、
落ちた涙の数だけ彷徨う
何の罪もない人が
殺し、殺されていく
「美しい微笑みが消えないように
アナタだけは忘れずにいてほしい
ただ…」
崩れたビルさえ嘲笑う
揺れる陽炎が浮かぶ
今は見たこともない景色だけ
どこまでも広がり続ける
アナタの体はまだ、
今も震え続けていますか?
そっと抱きしめては
願いを捧げていく
「新しい時代なら消さないように
アナタといた思い出は
消させはしない
まだ…」
愛することさえ忘れてた時代の中で
ひび割れた大地に届いた
アナタの涙が
あの日の夢をもう一度思い浮かべて
アナタのその笑顔が消えないように